親が認知症になってしまった。不動産売却はできないのでしょうか?

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2018年03月29日

親が認知症になってしまった。不動産売却はできないのでしょうか?

高齢化社会が進む地方こそ増えている相談ごとです

認知症と診断されてしまうと基本的に、不動産の売却は大変難しいです。

 
契約行為(不動産売買契約)を行うには、認知症の程度に寄りますが、まずは、成年後見人をたてる必要がある場合がほとんどでしょう。家庭裁判所へ行くと、手続きの詳しい方法を教えてくれますし、司法書士が代理申請もできますので、相談してみてください。

 
ただし、本人で申請をすれば、平日に裁判所へ何度も足を運ばなくてはなりませんし、司法書士に頼むにはそれなりの費用がかかりますのでご注意ください。

以前、認知症一歩手前のお客様の売買をお手伝いしました。その際には、お医者さんと司法書士と本人とで何度か面談をして意思決定能力が有ることを確認しながら、相続人になる予定の方全員と打ち合わせをして売却の判断をしてもらいました。

何度も誕生日やお名前、家族のことを聞いたり、物件の写真や地図を見てもらいながらお話ししましたが、昔の記憶を思い出してもらえて息子さんや娘さんも「今まで聞いたことがなかった思い出話ができてとても楽しい時間でした」とおっしゃっていただき思い出深い取引となりました。

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