地方都市でも入居者の高齢化が進んでいます!
認知症といっても日常生活に支障が少ない人から生活困難な人まで差があります。問題なのは生活に支障がある場合です。
大家さんの身近な話ですと認知症の入居者が家賃支払いを忘れるということです。
一人暮らしをしている高齢の入居者など普通に支払ってくれていた方が急に滞納しだして、認知症であることが発覚します。
こういった方に家賃を請求すると、もう支払ったと逆ギレされたりします。(;一_一)
本人は支払ったつもりなので、家賃帳や通帳を見せて振り込まれていないと説明しても理解してもらえないです。この場合は家賃を自動引落としにするなどしなければ、滞納は増えていく一方となります。
さらに言えば家賃の支払を忘れるほどですから、鍋を火にかけたまま忘れたりする可能性もあります。火元の管理が適切に出来ない入居者はオーナーにとって好ましいものではありません。
通常なんらかの損害が起きた場合、まずは連帯保証人に損害を請求します。しかし連帯保証人がいない場合、家族などに請求をしなくてはなりません。
家族の方にそれとなく話して、出来れば老人ホームへの入居や家族での介護をしていただくようにお話しする必要があると思います。
一人暮らしの高齢者に入居してもらっている場合(古い戸建て物件などに多いですが)にはすぐに駆けつけてくれる連帯保証にや緊急連絡先を必ず準備してもらうようにするのが大切です。