栃木市ぶらり散歩。巴波川周辺のご紹介
栃木市は散歩が楽しくなるスポットがたくさんあります。その中でも一番おススメが巴波川(うずまがわ)周辺です。テレビドラマや映画のロケ地もたくさんあるので川沿いを歩くだけでもあっという間に時間が経ってしまいます。
巴波川で一番有名なポイントがこの場所。蔵の街遊覧船に乗れます。だいたい20分くらい川から蔵の街を船頭さんの歌(栃木市河岸船頭歌)を聞きながら眺められるので人気もあります。
川なので冬場はちょっと寒いので暖かい服装で行きましょう
【所在地】栃木市倭町2-6
【乗船料】700円
【営業時間】10時~16時(増水時や渇水時はお休みです)
巴波川の鯉とカモの関係
巴波川といえば以前は「鯉が泳ぐ川」のイメージでしたが、最近はカモが増えています。冬場は渡り鳥も来ているようでわさわさいます。鯉に餌をあげる観光の方が多いのでカモもそれを狙って増えたのですね。かわいらしいです。
でも、よく川の中を見てみるとバトルが繰り広げられています。ほとんどの餌をカモが捕ってしまいますので、ついつい鯉を応援してしまいます。なかには鯉を踏みつけて餌を奪い合うカモもいてなかなか激しい競争が行われているようです
こんなに立派な鯉が
みんなに餌をもらってこんなに大きい鯉がいます
カモと鯉の共存
写真をよく見るとカモの下には鯉がたくさん
遊覧船にカモが大量に
遊覧船からも餌をあげられるのでこんなに寄ってきます
巴波川の橋を数えて歩くのも楽しいです
長い川ですので橋もたくさんかかっています。大きな橋はおしゃれな飾りもあって綺麗ですし、もっと小さな橋もたくさんあるので、数えて歩くのも楽しみの一つです。
巴波川の幸来橋にある謎の「ナマズ」の像。
幸来橋を歩いていると、ナマズに子供が乗っている像を発見。巴波川といえば鯉のイメージですからナマズは違和感があります。
どんな謂れがあるのでしょうか?
ある年のこと、雨がしばらく降らず、小川の水が干上がってしまった時がありました。わずかなたまり水が残っているところに、大きいナマズが一匹取り残され、身動きさえできないほど弱っていました。
そこを通りかかった農作業帰りの男が、「おっ、ナマズがいるぞ」とつかまえました。ところがナマズの小さいまるい点みたいな目がとても悲しそうに見え、見ているうちにどんどんかわいそうになってきました。男は「かわいそうだから逃がしてやろう」と、せっかくつかまえたナマズを、巴波川(うずまがわ)へ放してやったのです。
それからしばらくたって、大水が村を襲いました。突然の大水にその男の子どもが巴波川の中へ落ちて、おぼれかかってしまいました。そのときのことです。どこからかナマズがたくさん寄ってきて、その子どもをわっしょいわっしょいと丘の上に押し上げてくれました。
以来、お年寄りたちは、「飯盛りしゃもじが、ナマズさんみてえなかっこうをしてんのは、このナマズに子どもが助けられた恩を忘れねえためにつくったもんさ」と言うようになりました。
こんな民話が元になったそうです。
1時間程度のお散歩でもこんなにたくさんの見どころがありました。他にも裏路地に入ってみたり、川沿いにある老舗のお店や観光スポットを散策したりいろいろ楽しめる場所です。
以上、今日のぶらり栃木散歩のご紹介でした。
こちらのエリアの物件も多数揃えておりますので、遠慮なくご連絡ください。