土地を売ろうとしたら隣の人から嫌がらせ・・理由がありました
当社が売却を依頼された土地のお話です。無事売買の契約も終わり、境界の確認をして、隣地との土留め工事を行って引き渡す条件となっていました。
さて、いざ工事をすることとになり、売主さんと一緒にお隣さんのところに挨拶に行ってみますと開口一番
「境界を弄ることは許さない、土留め工事の協力もしない」
なぜ、いきなり喧嘩口調なのか頭の中??でいると売主さんが
「以前の事は申し訳なかった、父のやったことなので許してほしい」
こんなことを言いだすじゃありませんか。
あまり口を出すのもダメかと思いましたが、契約に関する大切なことなので詳しく聞いてみると、売主のお父さんと隣の地主さんの間で境界のことでトラブルがあったそうです。
売主さんのお父さん、とっても怖い人だったそうで、お隣さんも喧嘩になるのが恐ろしくて、お隣さんが譲歩する形で話を済ましたそうです。
その頃から、隣の土地を売ったり家を建てるときには仕返ししてやると決めていたそうです。
親の代では仕返しできなかったから、子供にやり返すというのも、ちょっと理不尽だと感じましたがお隣さんのご機嫌をとらないと話が進みませんので、一生懸命説得して工事の許可をしてもらいました。ハンコ代としてお金を少し渡したりして、しっかりとやり返されてましたね。
今回の売主さんが良い人だったから 、無事引き渡し出来たけど、契約が撤回される可能性もあって結構ギリギリの取引となってしまいました。
解体業者さんから聞いたお話もあります
先日頼んだ解体工事も順調に進み、解体業者さんと少し話をしていました。
「この地主さんはきっと良い人なんだろうね」
「だって、周りから嫌がらせがなかったからね」
こんなことを言っていました。近隣の人とトラブルになっていると必ず、解体工事中に文句を言われるそうです。逆に言うと、地主さんが良い人だとクレームもなくスムーズに工事が完了するそうです。
解体屋さんは工事を依頼されただけで関係ないのに、
『前にうちが立て替えする時に工事の音がうるさいって、ここの人(売主さん)に文句を言われたから、腹が立ってたんだよ。だから、言い返しに来た。』
こんな理不尽なことを言われることもあったそうです。
酷い人だと役所に、嘘の通報をしてきて、工事を止められたなんてことも・・。
この解体屋さん、それからは、自分たちが近所に挨拶に行くだけでなく、地主さんにも必ず挨拶回りしてもらうことにしたそうです。
自分がしたことは必ず自分に返ってきます。特に悪いことは!
不動産を売却したり、家を建てたりする時には、測量や解体工事などでご近所のご理解と協力が必ず必要になります。
・測量の立ち合いをしてもらえず、測量図が作成できない
(売ることが出来ても価格はかなり安くなってしまいます)
・解体工事の時にクレームなどの嫌がらせがある
など等、ご近所との関係が悪いと不動産売却の際にもトラブルになってしまうことがあります。
ご近所の方に行った「良い事」「悪い事」はそのまま、ブーメランのように自分に返ってくるのです。
ご近所との関係は良くしておいた方が不動産売却ときにも良くなります。
ご近所さんとトラブルばかり起こしていると、自分のやった事のツケを子供の代で払わされることになるかもしれませんよ