和室のススメ。畳の魅力をご紹介します!

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2019年03月11日

和室のススメ。畳の魅力をご紹介します!

日本人の畳離れが深刻です

日本人の生活様式がどんどん欧米化していき、和室の部屋が減ってきています。新築のアパート・マンションでは殆ど畳の部屋は造らず(畳の張替って結構お金がかかるので賃貸住宅には不向きなんです)、一戸建ての住宅でも4畳半が一部屋あるくらいで、日本人の畳離れが進んでいます。


ですが、和室には、フローリングにはない畳ならではの良さがたくさんあるのです。

そこで、今回は畳にはどんな「魅力」があるのかをご紹介します

魅力その1.室内の湿度を適度に調整し、除湿機と加湿器代わりに

もともと日本は、湿度が高く、室内の湿気も多くなります。
畳の素材である「い草」繊維がスポンジのようになっていて、室内の湿度調整が出来るのです。

畳表の「い草」は室内の湿気を自ら吸湿、放湿することで機械の手を借りることなく、快適な状態を保とうとします。電気代も無し、故障も無し、おまけに24時間365日、稼動し続けます。

湿気の多い梅雨の時期や夏場は除湿機に、乾燥する冬は加湿器になってくれる。畳は便利ですね。

ちなみに畳には、森林の香りの源といわれる成分のフィトンチッドが含まれているので、室内に居ながら森林浴の効果を得る事もできるそうです。アロマでもありますよね

和室のリラックス効果はバツグンです(*^^*)!

魅力その2.弾力性と防音効果でお子様の部屋に向いています

畳には程よい厚みや、弾力もあるので足にやさしいのが特長です。万が一、年配の方やお子様が転んでしまった場合にも安全です。
柔道場が畳なのも納得です。

フローリングのお部屋ではカーペットやラグがないと体中が痛くて中々眠れませんよね。
畳であれば、分厚いマットレスがなくても大丈夫。

防音効果についても、畳は空気を内部に含んでいますので(い草はスポンジのようになっているのでそこに空気が蓄えられる構造です)この空気の層が音が伝わりにくくしています。

和室の独特の静けさは、この畳の構造によるものでもあり、茶道・華道といった日本的の伝統的な文化も、畳のある和室ならではでしょう。

アパートで、畳の部屋からフローリングにしたら、下の階の人から音のクレームが増えたという例もあります。

弾力性と防音性、この二つの効果から畳の部屋は子供部屋に向いているんです。

畳のデメリットとその対処法

ここまで、畳のメリットをお伝えしましたが、もちろんデメリットもあります。
畳の弱点とその対策を知っておくことで、快適な和室空間を保つことができます。

①重たい家具を置くと跡がつく

畳は柔らかい床材なため、重たい家具家電を長期間置いておくと跡がついてしまいます。

そんな跡を消す方法は「沸騰させたお湯につけた雑巾を絞り、跡の上に雑巾を置きます。その上からアイロンをかけ、乾燥させる」です。

跡がかなり目立ちにくくなるそうですよ

②ダニが心配・・。

ダニは湿気が多い環境を好むため、畳が湿気を吸い込んだ状態が続くとダニが発生しやすくなります。そうなる前に、ダニの天敵「換気」を定期的にするようにしましょう。

最も畳を傷めずに掃除をする方法は、ほうきでゴミを掃き取り、乾拭き、もしくは固く絞った雑巾で水拭きをすることです。

掃除機を使いたい場合は、畳の目に沿って、ゆっくりと丁寧に行います。こまめな掃除と換気をしていれば、ダニが発生しにくくなります

③シミになりやすい

「子供が飲み物をこぼすとシミになりそうで怖いから・・」というお客様結構いらっしゃいます。

汚れは時間がたつと、取れにくくなりますので素早く拭き取ってください。ゴシゴシするとかえって汚れが広がってしまいますので、乾いたタオルを当てて軽く押し付けて取るようにするのがコツです。

まとめ

さて、なぜ、私が畳の部屋の魅力を記事にしたかですがフローリングでうたた寝していて腰を少し痛めたからです。

ちょっと横になるだけのつもりが、そのまま寝てしまう事ありますよね。少しだけだからと下に薄いラグを敷いただけだと、体が痛いです。


マットレスも何も準備せずに、座布団を枕にして、そのままごろ寝ができる・・そんな畳の部屋は、なんとも魅力的ではないでしょうか

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