井戸を埋める時には「お祓い」はやった方がいいのでしょうか

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2019年07月12日

井戸を埋める時には「お祓い」はやった方がいいのでしょうか

埋井祭(まいせいさい)の様子

井戸の埋めるお祓いを「埋井祭」(まいせいさい)といいます

住宅にまつわるお祓いと言えば「地鎮祭」が有名です。

古くから一般的に行われているお祓いですので、一度は立ち会ったことがあるのではないでしょうか。

この地鎮祭は新築を建てる前に行うものですが、逆に解体する時にもお祓いがあるのです。


建物を壊したことがあっても、自宅に井戸を掘ってある家が減ってきましたので、井戸のお祓いの事はよく分からないという方多いのではないでしょうか?

今回は解体時に行うお祓いの中でも、井戸を埋める時のお祓いのご紹介します。

井戸を埋める為のお祓いとは

庭に古井戸があるという場合は「埋井祭」という井戸を埋める際のお祓いを行う事もあります。こちらは水の恵みを与えてくれた「弥都波能売神(みつはのめのかみ)」
同じく「御井神(みいのかみ)」

に感謝を伝え、井戸を埋めることの報告、許しを得て工事の安全祈願をすると同時に今後も災いがないようにとお願いするためのものです。

お祓いは必ずしも実施しなければならないというものではありませんが、日本人は古くから「あらゆる物には神様が宿っている」という神道(しんとう)の考え方が根付いていますので、やらないと「何だか悪いことが起こりそう」「気持ちの面で落ち着かない」という方も多いようです。

比較的に、栃木市ではお祓いを頼まれることが多いですね。

地鎮祭と解体工事のお祓いの違い

「地鎮祭」は、建物の新築や土木工事などを始めるにあたって
土地の守り神である「産土大神(うぶすなのおおかみ=氏神さま)」
大地を護る神である「大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)」
土を護る神である「埴山姫大神(はにやまひめのおおかみ)」

を祀り、工事の安全祈願、土地や建物の安全祈願をするためのものです。


一方の「解体工事のお祓い」は解体工事を始めるにあたって
家屋の守り神である「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)」
同じく「屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」

に対して、これまで何事もなく無事に暮らすことができたことを感謝するとともに、解体することの報告・許しを得て解体工事の安全祈願をするためのものです。

お祓いの方法と費用

お祓いは基本的に神社の神主さんや宮司さんにお願いすることになります。

なお神社や流派、地域などによって方法や内容が異なりますので詳しくは依頼する神社にお問い合わせいただきたいのですが、ここでは一般的な方法や準備するもの、費用などを解説します。

【準備するもの】

白米(3~5合)、日本酒(4合~1升)、塩(小皿に盛れるくらい)、水(ペットボトル1本分くらい)、

あとは、お祓いの規模によって、野菜3種類、果物3種類なども準備が必要になります

【お祓いの服装】

服装に特にきまりはありませんが、私たち、不動産業者はスーツ、工事を行う方は作業着で参列することが多いです。

【お祓いの時間】

だいたい30分~60分くらいですが、規模が大きい時や、、参列者が多い時には倍くらいかかる場合もありました。

【お祓いの料金】

2万円~3万円程度が相場だそうです。さらに神主さんや宮司さんへのお礼(車代など)、お供え物の準備などでトータル5万円程度みておけば大丈夫です。

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